節約や貯金を毎日がんばっているあなた。
貯金をがんばっているものの、ふとしたときに周りと比べてしまい、挫折してしまうこともあるのではないでしょうか。
旅行に行ってきたんだ…。いいな…。
あの人のおうちみたいに、たまには外食したいな…。
他の家庭では旅行に行ったり、外食をしたりしているのに、我が家はそんなちょっとした贅沢ができない。
なんだか自分だけ必死に我慢して貯金しているように思えてバカらしく感じてしまったり、モチベーションを保ち続けるのが難しく感じたり、挫折してしまうことってありますよね。
この記事ではそんなあなたのために、貯金をしていて他の人と比べてしまい、挫折しそうになったときにできる「3つの対策」について紹介します。
Contents
周りと比べて貯金に挫折してしまいそうな経験は誰にでもある
なんだか自分ばかりいつも貯金とか節約のことばかり考えていて、心がギスギスしている感じがするな。
比較してしまうのは仕方ないね。自分のペースでがんばろう。
貯金をしていると周りと比較してしまい、
自分だけガマンしている気がする
あの人は定期的に旅行に行っているのになぁ
なんてうらやましく思ってしまうことがありますよね。
あなたも
他の人の表面だけを見て「うらやましいな」と感じてしまう
あの人と比べると外食もしていないし、洋服も新しく購入していないのになんで貯金が貯まらないんだろう?
なんて考えてしまって、貯金に対するモチベーションがダダ下がりということが一度はあるのではないでしょうか。
人は無意識のうちに比較してしまう性質を持っている
初めに言ってしまうと、周りと比較してうらやましく思ってしまうことって、実はわりと普通のことなんです。
なぜかと言うと、
人間は目先の出来事ばかりに目が行きがちで、つい無意識のうちに比較してしまう性質を持っているもの
だから。
よく「隣の芝生は青く見える」ということわざを耳にしますが、まさにこのことわざは「無意識に他人と比較してしまう人間の性質」をよく表しています。
他の家庭のお話を聞いてうらやましく感じてしまうことはわりと普通のことなので、そこで「比較してしまう自分がダメなんだ」とか「ヨソ様の家庭と比べてウチなんか…」と思う必要はありませんので安心してくださいね。
貯金の目標や目的を見失わないで
他の人のお金の使い方を比較してしまって挫折しそうな方は、ちょっと立ち止まってよく考えてみましょう。
それぞれのお金の使い方は違いますが、大切なのは「貯金の目標を達成すること」ですよね。
「あの人は旅行に行ってていいなぁ」なんて思うこともありますが、あなたにはあなたなりの、貯金をする理由や目標があるはずです。
貯金をする理由や目的ってなんだっけ?
- マイホーム購入のため
- 老後に老人ホームに入るため
- 子どもが将来希望の大学に進めるように
- 日本一周旅行のため
- 結婚資金のため
そういえばわたしは結婚資金を貯めているんだったなぁ。
貯金をしていると周りと比較して挫折を感じてしまうことは誰でもありますが、人は人です。
あなたには貯金をする理由や目標があるはずですので、それを思い出しながら、あなたなりのペースで貯金を進めていきましょう。
わたしはお金貯めて旅行したいんだー!
それにあなたが他の人を見て「なんでわたしばっかり…」と思っていても、実は自分では気づかないうちに、あなたも周りの人に「うらやましいな」と思われているかもしれませんよ。
貯金をしていて挫折しそうになったときにできること
とは言っても、なんだか最近貯金に疲れてきちゃったよ…。
ちょっと一休みしてみるのもいいかもね。
貯金をしていると「貯金をがんばること」に疲れてくるときがあります。
それは貯金に挫折しそうなサインかもしれません。
そんなときは貯金をすることに縛られずに、思い切って一休みしてみたり、気分転換をしてみたりするというのはどうでしょうか。
そうは言っても使えるお金は限られているのにどうすればいいの…?
貯金で挫折してしまいそうなことはよくありますが、意外と考え方や環境をちょっと考えるだけでも気分転換ができますよ。
ここでは貯金に挫折しそうなときやあきらめそうなときに使える、カンタンな「気分転換の方法」を3つ見ていきましょう。
1.目標を実現しやすいものに切り替える「フレーミング効果」
貯金額の目標を立てるときは、
大きな目標を立てるのではなく、実現しやすい小さな目標を立ててみる
ことが大切です。
例えば「1年間で50万円貯める」といった大きな金額を目標にすると、貯金額が高額に感じてしまって、目標達成までの道のりが長く険しいもののように感じてしまいます。
ですが「1ヶ月で4万円貯める」という目標にするとどうでしょう。
一気に現実的になり、これならできるような気持ちになってきますよね。
この作用を心理学では「フレーミング効果」と呼びます。
Point
「フレーミング効果」は実際は同じ内容のことを指しているけれど、表現方法を変えるだけで印象が変わる作用のこと。
マーケティングでもよく利用される。
よくある「閉店セール」や「売りつくしセール」などのセールにも実はフレーミング効果が利用されています。
フレーミング効果こわっ…笑
このフレーミング効果を応用して、実際にわたしが立てている目標はこんな感じです。
わたしの目標
毎年90万円貯金する→毎月5~6万円貯金、ボーナスも貯金
コンビニの買い物は節約する→コンビニでは極力ポイントやキャンペーンを利用
食費を毎月3,000円節約する→タイムセールを狙う、クーポンを使う
目標は実現しやすいものであった方が心理的なハードルが下がりますので、途中で挫折してしまうことも少なくなりますよ。
まずは目標を「具体的」かつ「実現しやすいもの」にしてみるのがおすすめです。
2.貯金して目標を達成したあとの自分をイメージする
貯金をしているからには「マイホームが欲しい」とか「結婚資金を貯めたい」とか、何かしら目的があるはずですよね。
ですがさらに一歩踏み込んで、
貯金をして「買いたい物」や「したいこと」をもっと具体的にイメージできる目的
にするとモチベーションが維持しやすくておすすめです。
例えば…
ブランド物のバッグが欲しい→具体的なブランドや商品、使い道を決める
マイホームが欲しい→広々とした家で生活したい
あなたが貯金をする理由は「お金を貯めたいから」ではなくて、その先にある「お金を貯めて欲しいものを買ったり、したいことがあるから」のはずです。
「お金を貯める」ことを目標にしてしまうと、モチベーションが落ちたときに挫折してしまいがち。
なのでお金を貯める目的を具体的にイメージして、目標を達成したあとの自分を想像できるようなものにしてみるのがおすすめです。
これだけでも貯金に対するやる気が変わってきますよ。
わたしは老後に日本一周旅行するのが密かな夢なんだー!
3.貯金グッズのデザインにこだわる
貯金をしているならお財布やポーチ、貯金箱など、家計管理用のグッズを必ずひとつは持っているはず。
こういった貯金グッズを自分好みのかわいいもので揃えて、見るたびに思わず笑顔になってしまうような、愛着感のあるデザインのものにしてみるのもいいですね。
これだけでも貯金が楽しいイメージになるので、貯金をムリにするのではなく、楽しみながらお金を貯めることができますよ。
Check!
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まとめ:挫折は誰でもある!具体的な目標をイメージしてコツコツがんばろう!
貯金をしていて挫折しそうになることは誰にでもあることです。
だからと言ってヤケクソになって散財してしまったり、「貯金なんてやーめたっ!」と放り投げてしまうのはとてももったいないですよね。
まずは小さな金額から積み重ねていき、目標の金額に近づけるようにしていきましょう。
貯金が貯まってきたときに「何に使おうかな」なんて考えるだけでも楽しいはずですよ。
貯金は1日にしてならず。コツコツとがんばっていきましょう。
「ちりも積もれば山となる」の精神でがんばろう♪