家計管理をムリなく続けるためには「仕組みづくり」や「家計簿の付け方」などが大切です。
ですがそれと同じくらいに大切なのが「どのようなアイテムを使って家計管理をしていくか」。
便利なアイテムや楽しくなるようなアイテムを揃えることで、家計管理に対するモチベーションが上がり、結果的にはムリなく家計管理ができるようになります。
楽しみながらできる環境も大事だよね!
そこでこの記事では、家計を楽しく管理するために便利なアイテムたちを紹介していきます。
Contents
ラベルライター(テプラ、ネームランド、koharuなど)
家計の管理では、ファイルの整理や袋分けなど、ラベリングする機会が多いですよね。
ですのでラベルライターは家計簿の管理をしていく上でぜひ用意しておきたいアイテムのひとつです。
- テプラ
- ネームランド
- マスキングテープこはる
- ピータッチキューブ
ラベルライターはたくさんありますが、特に上記のラベルライターはそれぞれ特徴があっておすすめです。
ラベルライターは家計簿以外にも、収納のためのラベリングや子供の持ち物に貼るなどの用途にも利用できますので、使い道を考えた上で選ぶのが良いですね。
機能性で選ぶなら「テプラ」または「ネームランド」がおすすめ
機能性で選ぶなら、ラベルライターとして有名な「テプラ」と「ネームランド」がダントツでおすすめです。
テプラってこれ!
ネームランドってこれ!
テプラは事務用品メーカーとして有名な「キングジム」から発売されているラベルライター、ネームランドは「カシオ」から発売されているラベルライターです。
どちらも性能は値段によって異なり、家庭でカンタンに使えるものから企業でがっつり使えるものまで、幅広いラインナップを揃えているのが特徴。
テプラもネームランドも機能性や汎用性が高いため、ラベルライター選びに迷ったら、とりあえずどちらかを選んでおけばいろんな用途に対応できるでしょう。
知っておきたい!テプラやネームランドの機能
- バックライト機能:画面にバックライトを搭載していて見やすい
- 連続印刷機能:同じラベルを連続で何枚も印刷ができる
- オートカッター機能:テープを自動で切り取ってくれる
- コード印刷機能:バーコードやQRコードの印刷ができる
- 画像印刷:パソコンと連動することで画像の印刷ができる
テプラのここがいい!
- 6mm~36mmまでの豊富なテープ幅に加え、テープ色や文字色などが豊富
- キャラクターテープ、耐水性テープ、リボン、アイロン転写テープ、耐熱ラベルなど、テープの素材が豊富
- テープが入手しやすい
ネームランドのここがいい!
- テープの幅は3.5mmから46mmまでと幅広く、テープ色や文字色などが豊富
- 布転写テープ、マグネットテープ、キャラクターテープなど、テープの種類が豊富
- フォントを多数搭載
- 期間を指定すれば日付を自動計算して印字する機能(タイムスパン機能)が便利
- 文字を手書きで入力することができる
テプラもネームランドも、本体の価格は手軽に買える5,000円ほどのものから、本格的なものだと30,000円台とピンキリです。
お値段が高い製品の方が便利な機能をたくさん搭載していますが、その機能は本当に必要か、価格とのバランスを見て選びたいところですね。
テプラとネームランドのどちらがいいんだろう?
わたしは会社で使い慣れているからテプラを使っているよ。
テプラとネームランドを比較すると、テープの種類の多さや入手のしやすさなどからテプラの方が使いやすいように感じます。企業で利用されるのもテプラの方が多い印象です。
ですが家庭用のラベルライターを5,000円ほどで買うのであれば、テプラでもネームランドでも、どちらを選んでも機能としては十分です。
用途を考えて、必要な機能を備えている機種を選びましょう。
かわいく、おしゃれに家計管理するなら「マスキングテープこはる」か「ピータッチキューブ」
ラベルライターをかわいさで選ぶなら「マスキングテープこはる」、実用性とシンプルさで選ぶなら「ピータッチキューブ」がおすすめです。
マスキングテープこはるって?
「マスキングテープこはる」はその名のとおりマスキングテープに印字ができるラベルライターで、テプラと同じメーカーの「キングジム」から発売されています。
他のラベルライターと比較してもラベルや本体のかわいさは群を抜いており、とにかく身の回りをかわいく揃えたい方にはかなりおすすめのラベルライターです。
ですが機能面では他のラベルライターに劣るのがデメリット。
マスキングテープこはるのデメリット
- マスキングテープは専用のカートリッジでなければ使用できない
- ラベルは長期間の保管には向かず、耐久性に劣る
- テープの幅は3種類のみ(11mm、13mm、15mm)
ラベルの素材がマスキングテープゆえに実用性にはやや欠けますが、マスキングテープのかわいさにドはまりしている方にとってはよだれモノのアイテムです。笑
お値段も5,000円ほどと比較的安く入手することができるため、あまりお金をかけずにかわいさを重視したラベルライターを購入するなら、「マスキングテープこはる」は候補のひとつとしてアリですね。
ピータッチキューブって?
ピータッチはプリンターやミシンなどで有名な「ブラザー」から発売されているラベルライターです。
「ピータッチキューブ」はその中のラインナップのひとつで、スマホから操作できることや、シックなデザインが特徴。
ころんとした小さいボディですが、実は見た目のかわいさとは裏腹に実用性に優れたニクいヤツで、パソコンと連動することで凝ったデザインの印刷もできますし、テープの種類や幅も多く取り揃えています。
水やこすれに強いラベルを使えば耐久性も期待できるぞ!
そして何より、ピータッチキューブで作ることができるラベルはシックでおしゃれなんです。
なかなか本格派なピータッチキューブですが、周辺機器まわりがやや不便なのがデメリットです。
ピータッチキューブのデメリット
- ACアダプターは別売り(単4電池6本でも稼働可能)
- ややテープの入手がしづらい
あまり大きなデメリットとは言えないかもしれませんが、テープは通販で購入することが多くなるかもしれません。
とは言っても、ピータッチキューブのラベルはおしゃれなデザインでさまざまなところにラベリングできるため、まだラベルライターを持っていない方はもちろん、すでに別のラベルライターを持っている方でも購入してみる価値のあるラベルライターです。
ラインナップは5,000円ほどの機種と13,000円ほどの機種の2種類ですので、機能を比較検討して選びたいですね。
袋分け管理の封筒
家計管理をする時に袋分けで管理をしている方はきっと多いはず。この袋分けの袋にこだわると金銭管理が楽しくなります。
- 茶封筒(紙)
- かわいい封筒(紙)
- ファスナー付きケース
- かわいいポーチ
紙の封筒はメモが書けて便利!
袋分けの家計管理ではそれなりの頻度でお金の出し入れをするため、紙の封筒だと傷みが早いです。
気が付けば破れてボロボロになっていることがあるよね。
紙の封筒は耐久性がない分、交換の頻度が高くなるのがデメリットといえます。
ただ、1枚あたりの金額が安価なため、気分転換として定期的に取り替えたい方には逆にメリットとなるかもしれません。
また、紙の封筒だとメモを書いたり、ふせんを貼ったり、シールを貼ったりしやすいのもメリットのひとつですね。
ファスナー付きケースやかわいいポーチ
ファスナー付きのケースやポーチなども、家計管理用の袋としておすすめです。かわいいデザインからシンプルなデザインまで、好きなデザインを選びやすいのがうれしいですね。
ファスナー付きのケースやポーチのいいところは耐久性に優れているところとしっかり封ができるところ。
買い替えや交換の手間が省けますし、100均などで安く買った場合は長い目で見るとかなりコスパが良くなります。また、ファスナーやジップなどでしっかりと封ができるため、中身がこぼれる心配もありません。
さらに上記でご紹介したラベルライターでラベルをつけておくと、もっと管理がしやすくなりますね。
ちなみに私は袋分けで管理をしている時は超シンプルで事務的なファスナーポーチを利用していました。
OLだからか、シンプルで質素なデザインだと仕事スイッチが入るんだよね!笑
封筒やファスナー付きケース、ポーチなどは100均でもいろんな種類のものが選べます。見ているだけでも楽しいのでぜひ一度チェックしてみましょう。
見出しシートを使えば項目が一目で分かる
家計簿をリングファイルやルーズリーフなどに閉じて管理している人には必須とも言える「見出しシート」。
見出しシートってこんな商品!
この見出しシートにラベルライターで印字したラベルを貼っておけば、きれいに、なおかつ分かりやすく、書類や家計簿などが管理できます。
見出しシートは紙製とPP製のものがありますが、おすすめは圧倒的にPP製です。紙製の見出しシートと比べると耐久性は段違いです。
PP製の見出しシートは100均でも発売されていますので、試しにひとつ買ってみてはどうでしょうか。
書きやすいペンにもこだわってみよう
家計簿を管理していると、メモやノートなどにいろいろ書き込みをすることも多いですよね。家計簿管理では、実は筆記用具も重要になってきます。
特に書くことがメインとなってくる手書きの家計簿では、書きやすさはとても重要な要素といえるでしょう。
わたしは昔からいろんなボールペンを試してきましたが、ジェットストリームが非常に書きやすくて神推しです。笑
ジェットストリームってこれ!
ジェットストリームの本体の値段はインク色の多さによって変わってきます。
シャープペン+4色(黒、赤、青、緑)の本体だと1本1,500円ほどしますが、ジェットストリームはインクがなくなっても替え芯を交換するだけなので、長く愛用することができます。
ボールペンとして見ると少しお高めかもしれませんが、書きやすさには定評がありますので(我が家ではですがw)ぜひ一度、文具屋さんに足を運んで試してみてください。
書きやすいボールペンなら仕事ももっと捗るかもよ!
ファイルは汎用性が高い2穴ファイルがおすすめ
家計管理をしていると、レシートやメモ、年間の出費予定表や家計簿などの書類をファイルにとじることがよくありますよね。
ファイルにはいろんな種類がありますが、おすすめのファイルはズバリ「2穴ファイル」です。
2穴ファイルってこんな商品!
2穴ファイルがおすすめの理由
- どんな書類でもとりあえず穴あけパンチで穴を空けておけばとじられるという手軽さ
- 拡張品がとにかく多い
用紙に穴を空けるだけでファイリングできるのはかなりラクチンです。
家計簿をパソコン媒体で利用している人も、印刷をして穴を空ければすぐに保管ができちゃいます。
そしてレシートやメモなどのこまごましたものも、拡張品の「クリアポケット」を利用することで穴を空けることなく収納できるのもうれしいところ。
クリアポケットってこんな商品!
拡張品には「名刺を収納できるポケット」や「ポストカードを収納できるポケット」も販売されているため、2穴ファイルがひとつあるだけで収納できる書類がグッと増えます。
わたしは担当の保険屋さんやFPの方の名刺もいっしょに収納しているよ!
お金まわりの書類は2穴ファイルでまとめて管理してしまうのがおすすめです。
電卓はそこそこの値段のものを利用しよう
家計管理では計算が必須。そんなときによく使われるのが電卓です。あなたはどんな電卓で計算していますか?
電卓はわざわざ買わなくても、スマホやパソコン、電子辞書などにも内蔵されていることが多いし、安く済まそうと思えば100均でも買うことができますよね。
ですがわたしがおすすめなのはそこそこの価格帯の電卓。
使いづらい電卓だと次第に家計簿に向かうのが嫌になってくることがあるため、そこそこの価格帯の電卓をひとつ用意しておくのがおすすめなんです。
個人的には1,000円前後の電卓でも十分かな!
電卓は機能、デザイン、価格帯、どれをとっても選択肢が豊富です。
家計簿以外で使えそうな機能付きの電卓もあるので、用途を考えてひとつ用意しておくといいですね。
電卓にある機能の例
- タイマー
- ライト
- 表計算
- 関数計算
- あまり計算
- しゃべる電卓
ちなみにですが、わたしは試行錯誤しながらいろいろな電卓を使ってみた結果、かわいさのカケラもない、事務的な電卓に落ち着きました。笑
わたしが電卓にイチバン求めているものは「キーの打ちやすさ」なのですが、電卓が小さいと打ちづらいし、100均のものだとキーを強く押さないと反応しなかったため、やはりきちんとしたメーカーのそこそこのお値段の電卓が使いやすいという印象です。
仕事でしっかりした電卓を使うからなおさら打ちやすさにこだわってしまうのかも。
製品によって搭載している機能やデザイン、使いやすさなどが大きく異なってくるため、自分に合った電卓を選びたいですね。
こんなかわいい電卓もあるみたい!
シールやふせんでかわいくデコってみる
シールやふせんなどは家計管理に必ずしも必要とは言えないでしょう。
ですがかわいくデコってみることで家計簿へのモチベーションがアップするなら、たまに使ってみるのもいいかもしれません。
家計を管理していてちょっと余裕が出たときは、自分へのご褒美という名目でかわいいシールやふせんなどの装飾アイテムを買ってみてはどうでしょうか。
最近では100均でもかわいくておしゃれなシールやふせんを多数取り扱っていますよ。
家計管理の気分転換にもなりますのでぜひ利用してみましょう。
かわいいアイテムを見る時間が密かに至福の時間だったりする~!
家計簿グッズをポーチや箱にまとめて保管するのがおすすめ
上記のファイルやノート、ペンや電卓などの家計簿グッズはちょっと大きめのポーチや箱にまとめて保管しておくのがおすすめです。
その理由はズバリ、あっちこっちにアイテムがあると、ずぼらなわたしは取りに行ったり収納したりするのが面倒になって、そのうち家計簿そのものが嫌になってくるという負のスパイラルに陥ったから。笑
なので「家計簿用のポーチ(箱)をひとつ持ってくれば何でもそろう状態」にしておくと、ずぼらさんでも家計簿へのハードルが下がって続けやすくなりますよ。
電卓やペンなどは「家族も利用するのでリビングに置いている」という家庭も多いと思いますが、わざわざそれらを集めるのが面倒であれば、家計管理用に買っておくのもひとつの方法でしょう。
家計簿は続けられる環境づくりも大切なのだ!
まとめ:こだわりのアイテムで家計の管理を楽しくしよう
家計管理を継続していくためには続けられる環境を整えることが大切です。そのためには便利なアイテムを利用することもひとつの方法。
お気に入りのアイテムやこだわりのアイテムを使って、家計簿や家計の管理を楽しくしていきたいですね。
以上、「現役事務員がおすすめ!家計簿がもっと「楽しく」「便利」になるアイテムで快適な家計管理♪」の内容でした。