この記事の内容
家計簿はいらないのでは…?と思って家計簿をやめたけど、また再開してしまった理由を解説👩
一度やめたからこそ感じた家計簿のメリットも解説します🙌
家計簿をつけていると「家計簿めんどうだな…。家計簿って本当に必要なんかいな?」と思うことってありませんか?
私は「少ない手取りでやりくりするには家計簿は絶対に必要!」と思って家計簿をつけていましたが、途中から「家計簿っていらないような気がする…」と思い、家計簿を付けるのを辞めました。
正直な所、家計簿をつけるのが面倒な時もあったので、家計簿をつけないようになったら肩の荷が降りたというか…「家計簿をつけなくて良いってなんてラクなんだろう!」と開放感でいっぱいでした。笑
でも数年後、結局また家計簿を再開し、私には家計簿が必要なんだなぁと再認識…。
そこでこの記事では、
- 私が家計簿をいらないと思った理由
- 数年後、家計簿の必要性を感じて再開した理由
- 家計簿をやめたからこそ感じられた家計簿のメリット
を残しておきます。
私が家計簿をやめて、実際にどのような変化があったのか、参考になればと思います。
Contents
家計簿をいらないと思った理由
私はもともと家計簿をつけていましたが、途中からやめました。
面倒だからという理由もあったのですが、家計簿をいらないと判断した理由は以下の3つです。
家計のお金の流れを把握している
家計簿をやめようと思った理由の1つ目は、ある程度の家計の流れが掴めるようになっていたからです。
家計のお金の流れがボンヤリしていると、漠然とした不安が常に頭のどこかにあって落ち着かないですよね。
「これで足りるのかな」とか「今月赤字じゃなかったかな、大丈夫かな」なんて、常にお金の心配が頭の中にある状態はストレスです。
なので家計簿をつけていたのですが、4年近く家計簿をつけていると、
- 収入がどれだけあるのか?
- 毎月どういった支出があるのか?
- 毎月の支出はいくらなのか?
- 貯金はいくらすれば良いのか?
- 毎月の収支が赤字なのか?黒字なのか?
こういったお金の流れが掴めるようになり、「これなら問題なく生活していける」「これなら問題なく貯金できる」という金額がある程度分かるようになりました。
お金の流れが掴めると、お金の計画が立てやすくなったり、漠然とした不安もなくなって、生活しやすくなったように思います。
生活していく上で動くお金の流れを知って、ある程度の収入・支出・貯蓄を把握できるようになったことが、家計簿をやめようと思った1つ目の理由です。
予算を把握している
家計簿をやめようと思った2つ目の理由は、予算を把握し、その予算内に収めることが出来るようになったからです。
極論ですが、個人的には予算内で収めることが出来ていれば家計簿はやめてしまっても良いと思っています。
家計簿をつけていない時には「何に」「いくらくらい」お金を使っているのか、貯金はいくらくらいで、毎月固定費としていくらが出ていく…といった金額の感覚があまりないので、予算が決めづらいです。なので家計簿は必要です。
ですが家計簿をつけていくことでなんとなく「何に」「いくらくらい」お金がかかっているかを把握できるようになります。
このお金の使い方を振り返って、「これはムダ遣いだったかな」「今月は食費が多かったな」と色々考えて節約していくうちに、「この項目は毎月〇円でやりくりしていこう」といった予算の枠が出来てきますよね。
我が家では食費が月3万円、日用品は月1万円が予算です。
この予算内で管理できていて赤字じゃない状態であれば、ストレスを感じながら家計簿をつける意味はないと思っています。
私は徐々に家計簿をサボるようになっていきましたが、4年の家計簿生活の賜物か(笑)家計簿がない月でも予算内に収めることが出来るようになっていました。
なので「赤字になっていないし、家計簿つけるの面倒だし…やめても良いんじゃない…?」と思ったのが、家計簿をやめた2つ目の理由です。
貯金できるようになった
家計簿をやめた3つ目の理由は、貯金ができるようになったからです。
家計簿をつけた当初、我が家の家計は予算をオーバーしており、赤字家計の月が多かったです。
赤字になった分の補填は貯金からしていました。
なので先取り貯金で貯金をしているつもりでも、あとで赤字の補填のために引き出すから、貯金が計画どおりに出来ないという状態が続いていたんですね。
せっかく貯金をしていても、引き出してちゃ貯まらないし意味がありませんよね。
「これじゃダメだ…!」と一念発起して家計簿の見直し&節約をしてみたところ、いつしか貯金を切り崩すことなく、家計管理が出来るようになりました。
今でもたまに予算をオーバーする時があるものの、1年間で見れば大体予算内に収まっています。
現在は目標の月6万円の貯金をキープ出来ています。
家計簿が面倒だな…やめたいな…と思った時に、予算内に抑えられているし、貯金もある程度計画的に出来るようになっていたこと。これが家計簿をやめた3つ目の理由です。
家計簿を再開した理由
上記の理由から、私は家計簿をつけるのを3年近くやめました。
ですが途中から、家計簿の必要性を感じて結局また家計簿をつけ始めました。
その理由は以下の2つです。
支出が増えてきた
家計簿を再開した1つ目の理由は、予算内で管理できなくなってきたからです。
家計簿をやめたのは予算内に抑えられるようになったからだったハズなのですが…最初は予算内に収まっていても、家計簿をつけていないと知らず知らずのうちに「まだそんなに使っていないし大丈夫だろう」と思って、使ってしまうようになっていました。
家計簿をやめてしばらくしたら、「財布の中にまだあると思っていた5,000円札がない…??ハテ…?」という事象が多発しました…。
そうなれば当然、予算をオーバーする頻度も増えてきます。
赤字分の補填は貯金からとなり、結果的に、貯金額は年間で見ると予定よりも少なくなっていました。
このままでは貯金がものすごい少なくなってしまいそうで、不安を感じたんですよね。
私は家計簿があったからこそ予算内で収められていたのかも…。
なので私が家計簿を再開した1つ目の理由は、「予算内に収めることが出来なくなってしまった」、さらに言えば、それによって「貯金を切り崩すようになってきた」からです。
ライフスタイルが変化した
私が家計簿を再開した2つ目の理由は、ライフスタイルが変化して、出費が増えたからです。
私の場合ですが、勤務先の部署異動に伴って忙しくなり、家事が今までのように回らなくなりました。
それによってお惣菜を買う頻度が増えて、食費の支出増。
さらに夫にも家事を手伝ってもらうことにしたのですが、夫は「面倒なことはお金で解決」という思考のようで、今まで私が使わなかった時短グッズをバンバン買うようになりました。
それによって、日用品代や家電の出費も相次ぎ、支出はさらに増。
私の部署異動が引き金となって、ライフスタイルが変化し、今までの予算でやりくりすることが難しくなってきました。
「このままでは赤字家計が続いてしまう…。」
「予算を見直した方が良いかも…。」
そう思い、家計簿を再開するに至りました。
私が家計簿を再開した2つ目の理由は、ライフスタイルが変化し、出費が増えたこと、今までの予算で収めるのが難しくなってきたことにあります。
ライフスタイルは自分でコントロールしづらいこともたくさんあります。予算をもう一度練り直すしかないなぁ…と思い、家計簿を再開しました。
家計簿をつけることのメリット
実際に予算内に収めることが出来ていたから家計簿をやめたけど、結局また再開してしまった私…。
家計簿は予算内で抑えることが出来ていればいらないと思っていたのですが、それ以外にもメリットがあったんだなぁと、家計簿をやめたからこそ気が付けたこともあります。
実際に家計簿を再開してみて、「やっぱり家計簿って大事だな~」と感じた家計簿のメリットは以下の2つです。
出費の抑止力になる
今になって思えばですが、家計簿は金額が見える化されて、お金を使うことの抑止力になってくれていました。
家計簿をつけて実際に使ったお金や残金が見えると、「これだけ使ったから次は抑えよう」と思えます。
だから次の買い物の時にはムダなモノを買わないで済むし、今必要なモノでなければ見送ることが出来る。
家計簿をつけている時にはこういった自制が自然にきいていたのですが、家計簿をつけなくなると「まだ今月はそんなに使っていないし良いか♪」と判断が甘くなって、つい買ってしまっていました。
その結果、支出が増え、赤字家計へ逆戻りへ…。
「どれだけ使ったか」が見える化されるとその数字はリアルに感じやすく、出費の抑止力になってくれます。
家計簿には使った金額が見える化されて、出費をセーブ出来るメリットがあるんだなぁと、家計簿をやめて強く感じました。
赤字家計に早く気付ける
家計簿をつけることで、赤字家計にいち早く気が付けて、被害を最小限に留めることが出来るのも家計簿のメリットです。
私は3年近く家計簿をやめていましたが、上記でもお話したようにライフスタイルの変化で予算内で収めることが出来なくなったため、家計簿を再開しました。
この時は「なんか最近使うお金が多いな…?」とか「こんなに時短グッズを買って、お金たくさん使ってない…?」とか、お金を遣いすぎているような不安を漠然と感じながらも、数か月放置していました。
赤字家計が続いていることや、貯金を意外と切り崩していることには全く気が付いていませんでした…。
そして赤字家計に気が付いた頃には時すでに遅し。
通帳を見て「ちょっと待って????なんでこんなに貯金が少ないの…?」という顔面蒼白状態でした。
この時もし家計簿をつけていれば、赤字家計が続いていることにもっと早く気が付けて、被害(貯金の切り崩し)はもっと少なく済んでいたハズです。
家計簿は予算を立てたり、ムダ遣いに気が付くきっかけにもなりますが、赤字家計が続いていたら早く気付けて、被害を最小限に留めるバロメーターになるのもメリットと言えます。
特にライフスタイルが変化した時はお金の流れが大きく変わることがあります。子供が生まれたり、子供の成長に伴って勤務形態が変わったり、転職したり…。ライフスタイルが変化するきっかけはたくさんあるので、この時は特に家計簿をしっかりつけて、お金の流れを把握しておきたいですね。
赤字家計に早く気が付けること、それによって、被害を最小限に留められることも、家計簿のメリットと言えます。
まとめ:家計簿を一度やめて様子見もアリ!
家計簿はつけるのが少し面倒に感じることもありますよね。
ちまちま記録していると時間もかかるので、
- 予算内に収められて
- 貯金ができているなら
一度家計簿をやめて、様子を見てみても良いのではないかと思います。
ただ家計簿をつけなくなってからお金をたくさん使うようになったり、赤字家計になったりするようであれば、家計簿を出費の抑止力を目的として再開するのもアリです。
私は自制心があまりないようで、使った金額を見える化しないと気が大きくなってたくさん使ってしまいます。なので私は家計簿がないとダメな人みたいです。笑
もし家計簿をやめて私のように「あ、自分って自制がきかなくて予算オーバーしてしまう人だ」と思ったら、視点を変えて”ラクに家計簿を続ける方法”や”使ったお金を見える化する方法”なども検討してみましょう。
以上、「「家計簿っていらないんじゃ…?」いやいや、必要でした。家計簿を再開した理由とメリットを解説。」の内容でした。