決済方法は現金よりもキャッシュレス決済の方がお得…というのは周知の事実ですが、「じゃあどの決済方法が良いんだろう?」と思いますよね。
私はいくつかクレジットカードを持っていますが、メインのクレジットカードは6年間ずっとリクルートカードです。
リクルートカードは単純に還元率が高くてポイントがたくさん貯まります。また、貯まったポイントがムダなく使えるので節約にも大きな効果を発揮してくれるんですよね。
そこでこの記事では、
- リクルートカードのメリット・デメリット
- リクルートカードでオススメのお得な使い方
について解説していきます。
この記事を読むことでリクルートカードのお得な使い方が分かって、貯まったポイントをもっと節約に活かすことが出来ますよ。
Contents
リクルートカードとは
まずはザックリとリクルートカードの基本的な情報を見てみましょう。
- 国際ブランド:JCB、VISA、MasterCard
- 還元率:常時1.2%還元(100円利用で1.2%)
- 貯まるポイント:リクルートポイント
- ポイント価値:1ポイント=1円
100円の利用ごとに1.2%のポイントが還元されて、さらに貯まったポイントは1ポイント=1円から利用することが出来ます。
そして国際ブランドは主要3ブランドに対応しているため、わりと誰でもお得に使いやすいクレジットカードといえます。
ここからはリクルートカードの詳細について見ていきましょう。
リクルートカードのメリット
リクルートカードってそもそも何が良いんだろう?という感じですよね。
名前は楽天やYahooほどメジャーじゃないし、ポイントが貯まりやすいと言っても大した使い道もないんじゃどうしようもないよねぇ…と、私はリクルートカードを利用するまではマイナスのイメージしかありませんでした。
ただ一度使ってみたら6年以上利用してしまうほどに使いやすいモノでした♪
まずはリクルートカードのメリットについて4つ、お話していきます。
メリット1:ポイント常時1.2%還元
リクルートカードの一番のメリットはポイントが常時1.2%還元であることです。
お得なクレジットカードとしてよく名前が挙がってくるのが楽天カードやYahoo!JAPANカードですが、これらのクレジットカードの還元率は常時1%です。
ちなみに還元率1%もわりと高い方だと思います。還元率が0.5%というクレジットカードもごまんとあるんですよね…。
そんな中でリクルートカードは還元率が常時1.2%。
しかも年会費は無料だし、ポイント1.2%にするための特別難しい条件は一切なくてただ使うだけでポイントが1.2%還元されるという手軽さが何より魅力なんですよね。
私はズボラなので、無料で利用できて、なおかつ何も考えなくても使うだけで常時1.2%が還元されるという点に魅力を感じてリクルートカードをずっと使い続けています。
さらに言えばクレジットカードの中には「1,000円以上の利用で10ポイント還元」というものもありますが、リクルートポイントは「100円以上の利用からポイント還元」とポイント還元の対象となる下限金額が低いのも良いところ。
厳密に言えば100円の利用では小数点のポイント分は切り捨てられて1ポイントとなってしまうものの、少額の決済でもムダなくポイントが付与されるので効率良くポイントが貯まります。
もし「お得なクレジットカードが欲しいけどよく分からない」という場合はとりあえずリクルートカードを作っておいて、リクルートカードを使いながら色々検討してみるのがオススメです。手軽に高還元を実現できるので、キャッシュレス決済ビギナーでも簡単にお得さを実感できますよ。
メリット2:auポイント、Pontaポイントとして利用可能
リクルートカードを利用して貯まったポイントはリクルートポイントとして還元されます。
そしてリクルートポイントはPontaポイントと提携しています。
つまりリクルートカードで貯めたポイントはPontaポイントに交換すれば、Pontaポイントとして利用可能というのが2つのメリット。
さらに2020年5月21日からは、KDDIが提供していたau WALLETポイントがPontaポイントに変更となりました。
そのため、リクルートポイントを貯めることでリクルート系列のサービスで利用できることはもちろんですが、PontaポイントやKDDI(au)に関連したサービスを受けられるメリットが大きいんです。
Pontaポイントならポン活にも使えますし、auポイントであればプリペイドカードとして利用すれば実質どのお店でも利用できるということになりますね。
正直言って、リクルートポイントがリクルート系列でしか使えないのであれば、優先順位はそんなに高くありません。
ですがPontaポイントとauポイントとの互換性があるおかげで使い道がグッと増えたし、それぞれのポイントキャンペーンを利用できるからお得の恩恵も受けやすいんですよね。
私がリクルートカードを使う理由はポイント高還元に加えて、ポイントの出口が多いことも大きな理由となっています。
メリット3:リクルート系列のサービス利用者はポイントが貯まって使いやすい
リクルート系列のサービスをよく利用する方の場合、リクルートカードと相性が良いのもメリットです。
リクルート系列のサービスとは、例えば
- ホットペッパーグルメ
- ホットペッパービューティー
- ポンパレモール
- じゃらん
などのこと。
リクルートカードで貯まったポイントは上記のサービスを利用する時に、1ポイント=1円で支払いに充当できます。
ポイントを充当して支払いすれば、その分支払い金額が少なくなって、結果的に家計の節約につながりますよね。
しかもリクルート系列のポイントってなぜかポイントの還元率が高いのも注目すべきポイント。
例えばホットペッパービューティーの場合だと、美容院を予約する時にホットペッパービューティーから予約してから施術に行くだけで、施術料金の2%分のPontaポイントをもらうことが出来ます。
同様のサービスの楽天ビューティーの場合、施術金額の1%しか付与されません。
またホットペッパーグルメの場合だと、Pontaポイントが予約をした人数×50ポイント分貯まります。
例えば予約人数が5人なら250ポイント、10人なら500ポイント…といった具合ですね。
もちろんこれらの支払いをクレジットカードでした場合、クレジットカードで決済した分のポイントも貯まります。
リクルートのサービスはクレジットカードも系列サービスも還元率が高くてポイントが貯まりやすいのがメリットです。出来るだけリクルート系列のサービスを集中して使うことで、ポイントがもっと貯まりやすくなりますよ。
メリット4:電子マネーのチャージでもポイントが還元される
リクルートカードのさらにすごいところが、電子マネーにチャージしてもポイントが付与されることです。
厳密に言えば「ポイントが付与されるのは3万円のチャージまで」といった細かい条件はありますが、そもそも電子マネーへのチャージはポイント還元の対象外と謡っているクレジットカードもたくさんあります。
例えば楽天カードは2017年11月から、nanacoやモバイルSuicaへのチャージではポイントをもらえなくなってしまいました。
そのため、リクルートカードは電子マネーを利用する人はよりお得に使いやすいと言えます。
電子マネーのチャージに利用すれば、ポイントの二重取りが出来たり、nanacoやモバイルSuicaへのチャージでポイントをゲット出来たりとお得の幅が広がります。
電子マネーにチャージする機会がある方は条件を確認しつつ、リクルートカードからチャージしてみましょう。
リクルートカードのデメリット
上記ではリクルートカードの良いところばかりをお話していますが、実際に使っていて「これはちょっと…」と思うこともありました。
ここからはリクルートカードのデメリットについて3つお話していきます。
デメリット1:ポイントの使い道が限られる
リクルートポイントはどうしても使い道が限られてくるのがデメリットです。
Pontaポイントとauポイントに交換すればそれぞれのポイントの良いところを享受できますが、そもそもPontaポイントとauポイントに魅力を感じない人にとっては微妙なことに変わりありません。
ただPontaポイントとauポイントにはそれぞれ使いやすい方法があります。Pontaポイントやauポイントも含めたリクルートポイントのオススメの使い道は後述しますね。
デメリット2:提携ポイントへの交換には手続きが必要
リクルートカードはPontaポイント、auポイントに関連したサービスを利用することが出来ますが、これらの使い方をする場合、それぞれのポイントに交換する作業が必要になってきます。
Ponta IDとリクルートIDを紐づけておくことで、Ponta IDにログインしてリクルートポイントを確認できるといった機能はあるものの、利用する場合には一度交換の作業が必要になってきて面倒なのはデメリットと言えます。
デメリット3:クレジットカードの優待がない
クレジットカードには「このお店で提示すると安くなりますよ」といった優待サービスを提供していることがありますよね。
ですがリクルートカードではこういった優待が一切ありません。
じゃあリクルート系列のサービス利用時に、リクルートカードで決済すると何かお得なことがあるのか…というと、一部のリクルート系列(ポンパレモール、じゃらん)では特典がありますが、それ以外のサービス(ホットペッパーグルメ、ホットペッパービューティー)ではそういった特典がありません。
私はそんなに頻繁にポンパレモールやじゃらんは利用しません。なのでリクルートカードそのものの特典って実はあまり受けられていないんですよね…。
リクルート系列のカードなのだから、せめてホットペッパーグルメやホットペッパービューティーなどのリクルート系列で利用した時には何か特典があったら良かったなぁと少し思います…。
リクルートカードは特別な条件等が必要なく常時1.2%還元なので、お得さで言えば十分な気もしますが…クレジットカードの優待を狙っている方にとって優待や特典が充実していないのはとても残念な点です。
リクルートポイントのオススメのお得な使い方
ポイントが貯まりやすくても、結局使いにくければ何の意味もないですよね。
ここからはリクルートポイントのオススメのお得な使い方について見ていきましょう。
auポイントに交換→au PAYプリペイドカードとして使う
リクルートポイントの一番お得かつ誰でも使いやすい使い方としてオススメなのが、auポイントに交換して、au PAYプリペイドカードにチャージして利用することです。
au PAYプリペイドカードはその名のとおりプリペイドカードで、ほぼクレジットカードのように利用できます。
実店舗でもネット通販でも、クレジットカードのように決済に利用することが出来ますよ。
厳密に言うとプリペイドカードという特性上、クレジットカードより少しだけ制限があります。(例えばガソリンスタンドでは利用できなかったり、月額サービスに登録できなかったり等。)ただ「モノを買う」という行為においては、クレジットカードと大きな違いはありません。
au PAYプリペイドカードとして利用すると自分の生活圏内でもフリーに利用できるし、リクルートポイントの出口がかなり広がるからかなりオススメです。
リクルートポイントをPontaポイントに交換すれば、Pontaポイントをauポイントとして利用することで出来ます。ただしau PAYプリペイドカードを利用する時には事前に準備が必要なのであらかじめ作成しておきましょう。
Pontaポイントに交換してau PAYマーケットで使う
リクルートポイントのお得な使い方として、Pontaポイントに交換してau PAYマーケットで使うというのもオススメです。
さらに言えば、ただPontaポイントをau PAYマーケットで使うのではなく、「Pontaポイントをau PAYマーケット限定のポイントに交換すると50%増量」というキャンペーンを使うのがミソ。
このキャンペーンではPontaポイントをau PAYマーケットでしか使えない「Pontaポイント(au PAYマーケット限定)」というポイントに交換することで50%増量されますよ。
例えばPontaポイント1,000ポイントを「Pontaポイント(au PAYマーケット限定)」に交換すると、au PAYマーケットでしか使えない代わりに1,500円分のポイントに増やすことが出来ます。
「Pontaポイント(au PAYマーケット限定)」に交換すると、au PAYマーケットでしか使えないし、利用期限も約1か月程度に短縮されるので色々な制限はつきます。
ですが単純に手持ちのポイントが1.5倍になってお得度はかなり高いため、au PAYマーケットに欲しいモノがある時にはかなりお得な使い方と言えます。
まとめ
クレジットカードを選ぶ時の基準は人によって色々あると思います。
ですが単純に無料で利用できて還元率が高いといった点で選ぶなら、リクルートカードはかなり優秀。
特別難しいルールもないからただ使っているだけでもお得の恩恵を受けられるし、Pontaポイントやauポイントとして利用することも出来るので、貯まったポイントをムダなく利用できますよ。
リクルートカードは還元率が高いから、メインでもサブでも長く愛用できるカードです♪私はかれこれ6年近く使っています。
リクルートカードを使ってお得にポイントを貯めて、節約に役立てていきましょう。
以上、「【愛用歴6年!】ポイントがザクザク貯まる!リクルートカードが節約する人にオススメの理由」の内容でした。