この記事の内容
住信SBIネット銀行とSBI証券を便利にする「ハイブリッド預金」について解説🙌
ハイブリッド預金のメリット、デメリット、やり方が分かります☺
先日、住信SBIネット銀行のハイブリッド預金を利用しました。
ハイブリッド預金を使うことで、金利は普通預金の10倍(0.001%→0.01%)になります。
すごく金利がアップするわけではありませんが、ただ普通預金に入れておくよりは、金利が上がる分お得ですよね。
でも最初はハイブリッド預金のことが全然分からず、右往左往してしまいました。
そこでこの記事では、
- 住信SBIネット銀行のハイブリッド預金とは
- ハイブリッド預金のメリット・デメリット
- ハイブリッド預金の申し込みのやり方
について解説していきます。
この記事を読むことでハイブリッド預金のことが分かって、SBI証券が使いやすくなったり、いつもより少しお得な金利で預け入れが出来ますよ。
Contents
住信SBIネット銀行のハイブリッド預金とは?
まずは住信SBIネット銀行の「ハイブリッド預金」とはどういうモノかを見ていきましょう。
SBI証券と連携できる
ハイブリッド預金は、ザックリと言えばSBI証券と連携できる預金のことです。
株式や投資信託などの投資商品を売ったり買ったりする時って、通常は証券口座を使ってお金のやりとりをしますよね。
でも証券口座って、「口座」という名前はついているものの、銀行とは性質が全く異なります。
証券口座は基本的に投資商品の売買に使うものなので、銀行口座では当たり前のように出来ていることが出来ません。
例えばですが、証券口座では
- 預金金利がつかない
- 直接ATMから入出金することも出来るが不便な点も多い
- 振り込みや引き落としが出来ない
といった不便な点も多いです。
投資をしたくても、ちょっと制限が多くて不便な口座だから、あまり証券口座に現金は置いておきたくないですよね。
株式や投資信託を買いたい時にも、わざわざ証券口座にお金を入金しなきゃいけないのは不便ですね…。
そこで便利なのがハイブリッド預金。
ハイブリッド預金は、住信SBIネット銀行とSBI証券の中間の役目を果たしているため、例えば
- ハイブリッド預金に入れてあるお金は、住信SBIネット銀行にも、SBI証券にも移すことが出来る
- SBI証券で投資商品を買う時に、ハイブリッド預金から直接買うことが出来る
といった、SBI証券を利用しやすくするメリットがあります。
もちろんお金を移す手数料は無料です。
ハイブリッド預金は住信SBIネット銀行とSBI証券の橋渡し的な存在なんですね。
普通預金口座と分けて表示される
ハイブリッド預金は住信SBIネット銀行の口座でも、SBI証券の口座でもない、中間の存在です。
そのため、実際に住信SBIネット銀行からログインして見てみると、「普通預金口座」と「ハイブリッド預金」の2つに分けて表示されています。
例えば上記の画像だと、普通預金が895,163円あり、ハイブリッド預金は20,100円入っている状態です。
この合計金額である915,263円が、住信SBIネット銀行のトップや上部に表示されます。
ハイブリッド預金のメリット
主にSBI証券との連携に使われるハイブリッド預金。
ここからは、ハイブリッド預金のメリットを解説していきます。
証券口座に資金を移す必要がない
ハイブリッド預金を使うことで、SBI証券が使いやすくなるのは大きなメリットです。
いちいち住信SBIネット銀行にログインして証券口座にお金を移したり、証券口座のお金を住信SBIネット銀行に移す作業って面倒ですよね。
ですがハイブリッド預金には、住信SBIネット銀行からも、SBI証券の口座からも操作できるというメリットがあります。
例えばSBI証券で投資商品を買おうと思った時も、ハイブリッド預金にお金を入れてあれば、SBI証券から直接投資商品を購入することが出来ます。
「この投資商品を買いたい!」と思った時に、面倒な作業をしなくてもすぐ買えるのは嬉しいですね。
金利が上がる
ハイブリッド預金に移してあるお金は、金利がアップするのも大きなメリットです。
2020年7月13日現在、住信SBIネット銀行の普通預金の金利は0.001%ですが、ハイブリッド預金の金利は0.01%となっています。
ハイブリッド預金の金利は普通預金の10倍もあるんですね。
ハイブリッド預金の金利は、SBI証券を使っても使わなくても適用されます。
なので住信SBIネット銀行をガッツリ使っているなら、SBI証券口座を開設してハイブリッド預金だけ使うのもアリ。
しばらく使わない生活費などを一時的にハイブリッド預金に入れておくだけでも、普通預金にお金を入れている時よりも10倍の金利がもらえてお得ですよ。
ハイブリッド預金にあるお金を住信SBIネット銀行やSBI証券の口座に移すのに手数料はかかりません。なのでしばらく使わないお金はとりあえずハイブリッド預金に移しておくと良さそうですね。
毎月利息が入金される
ハイブリッド預金は毎月利息が入金されるのもメリットです。
利息の入金は一般的には年2回の銀行が多いのですが、ハイブリッド預金は毎月利息が入金されるんですね。
利息の計算は、毎日の残高をもとに毎月第3土曜に日割り計算され、その翌日にハイブリッド預金に入金されます。
スマートプログラムのランクアップの対象
ハイブリッド預金にお金を入れておくと、スマートプログラムのランクアップの対象としてカウントされます。
スマートプログラムとは、住信SBIネット銀行のATM出金手数料・振り込み手数料が一定回数無料になるランク制度のこと。
スマートプログラムのランクが上がるとATMを利用しやすくなりますし、何より振り込み手数料が増えて、家計管理をしやすくなるのでぜひ併用したいところです。
私はスマートプログラムのランク2で、振り込み手数料が毎月3回無料です。自分名義の他の銀行に資金を移す時によく振り込みを使うので、助かっています。
スマートプログラムに関しては、「関連住信SBIネット銀行の「スマートプログラム」とは?攻略法は?ランクを上げて手数料を節約!」で解説しています。
住信SBIネット銀行をガッツリ使う方はぜひチェックしてみてくださいね。
ハイブリッド預金のデメリット
これだけ便利なハイブリッド預金ですが、デメリットもあります。
ここからは、ハイブリッド預金のデメリットも見ていきましょう。
SBI証券の口座が必要
ハイブリッド預金のデメリットのひとつとして、SBI証券の口座が必要ということが挙げられます。
ハイブリッド預金の方が金利が高いので、可能であればお金はハイブリッド預金に預けたいですよね。
ただ、そのためだけにSBI証券の口座を開設しなきゃいけないのはデメリットだなぁと感じます。
SBI証券は維持費がかからないので、持っているだけでも支障はないのですが…出来れば使わない口座は増やさないに越したことはありません。
SBI側としては、顧客を囲い込むためにハイブリッド預金の金利を上げているのだろうとは思います。ただ、やっぱりSBI証券の口座をハイブリッド預金のためだけに開設するのは面倒ですね…。
振込・ATM入出金が出来ない
ハイブリッド預金のデメリットとして、ハイブリッド預金から直接振り込んだり、引き落としをかけたり、ATMを利用したりすることが出来ないということも挙げられます。
ハイブリッド預金にあるお金を振り込んだり、引き落としをかえたり、ATMから出金したりする場合、一旦住信SBIネット銀行の口座にお金を移してからとなります。
住信SBIネット銀行にわざわざアクセスして、普通口座に振り替えなきゃいけないのは面倒に感じますね。
ハイブリッド預金を住信SBIネット銀行の口座に移す作業の時間は、ほんの1分ほど。
そこまで手間になる時間ではありませんが、やっぱり多少の煩わしさはあります。
ハイブリッド預金の申し込みのやり方
ハイブリッド預金の申し込みのやり方は以下のとおりです。
STEP:1
STEP:2
STEP:3
STEP:4
STEP:5
STEP:6
SBI証券にログイン
STEP:7
STEP:8
まとめ:ハイブリッド預金をうまく使おう!
ハイブリッド預金は、主にSBI証券をもっと便利にするために作られています。
金利が住信SBIネット銀行の普通預金より少し高いため、「しばらく使わないと思うけど、引き出したい時に引き出せる口座が良いな」という時にピッタリです。
住信SBIネット銀行の口座があるなら、SBI証券を開設して、ハイブリッド預金をした方がお得ですよ。
ハイブリッド預金で、利息もコツコツもらっていきましょう~☆
以上、「住信SBIネット銀行のハイブリッド預金で金利が10倍に!メリット・デメリットを解説します。」の内容でした。