私はネット銀行をいくつか使って家計管理をしています。
そのうちのひとつがソニー銀行。
数あるネット銀行の中でも、ソニーネット銀行は4つの点で使いやすく、私のお小遣い用口座としてフル活用しています。
いくつかネット銀行を試してきましたが、ソニー銀行と住信SBIネット銀行は本当に使いやすくてオススメです。
正直なところ、当初はまったく眼中になかったソニー銀行なんですが…今はソニー銀行にして良かったなぁと心の底から思っています。笑
ソニー銀行を選んだ理由は主に以下の4つです。
- クレジットカードの引き落とし口座として利用できる
- おまかせ入金サービスがある
- 積立定期預金ができる
- 出金手数料・振り込み手数料に無料回数がある
特に「➀クレジットカードの引き落とし口座として利用できる」点と、「②おまかせ入金サービスがある」点は、他のネット銀行では対応していないところも多く、ソニー銀行の大きなメリットと言えます。
そこでこの記事では、ズボラな私が、ズボラ目線でソニー銀行を選んだ4つのメリットについて紹介します。
この記事を読むことで、ソニー銀行の便利な機能が分かり、あなたの家計管理をもっとラクにしてくれるかもしれませんよ。
「どこのネット銀行が良いんだろう…」と悩んでいる方は、ソニー銀行は一考の価値アリ!特に「おまかせ入金サービス」を利用することで、私自身、資金移動がかなりラクになったので要チェックです✨
Contents
メリット1.クレジットカードの引き落とし口座として指定できる

私がソニー銀行を選んだ理由の1つは、クレジットカード会社の引き落としに対応しているということです。
クレジットカードの引き落とし口座って、どの銀行でも選べると思っていたんですが、意外に選べない銀行もあるんですよね。
特にネット銀行では、クレジットカードの引き落とし口座として選べない銀行が多いです。
実は私は当初、Yahoo!JAPANカードの引き落とし口座を、GMOあおぞらネット銀行という、ネット銀行を登録しようとしていました。
ですがいざ登録しようとすると、GMOあおぞらネット銀行はYahoo!JAPANカードの引き落とし口座として対応しておらず、選ぶことが出来なかったんですね。
それで色々調べたところ、ソニー銀行なら引き落とし口座として利用できることが分かりました。
ソニー銀行と私の出会いはここからなんだな~!
ソニー銀行では、Yahoo!JAPANカード以外でも、
- 楽天カード
- イオンカード
などの有名なクレジットカードの引き落とし口座にも指定することができます。
参考リンク
- カード口座振替のできる金融機関一覧表:Yahoo!JAPANカード
- 登録できる金融機関:楽天カード
- お取り扱い金融機関一覧:イオンカード
とは言っても、ソニー銀行はすべてのクレジットカードの口座振り替え先として登録が出来るわけではないようです。
例えばよく名前を聞く「dカード」や「アメリカンエキスプレスカード」などは、ソニー銀行から引き落としが出来ません。
参考リンク
- お支払い口座の設定が可能な金融機関:dカード
- 口座振替が可能な金融機関:アメリカンエキスプレス
ソニー銀行をクレジットカードの引き落とし口座に指定したい場合は、クレジットカード会社の登録可能な金融機関に、ソニー銀行が指定されているかを、あらかじめ調べておく必要がありますね。
楽天カードやYahoo!JAPANカードは、年会費が無料で、しかもポイント還元率も1%と高めなため、利用している方も多いはず。
よく利用するクレジットカードの引き落とし口座として利用できるだけでも、ソニー銀行を選ぶメリットは大きいと言えます。
メリット2.「おまかせ入金サービス」で他の銀行から無料で資金を移動できる

ソニー銀行には「おまかせ入金サービス」があります。
おまかせ入金サービスとは、
- 毎月決められた口座から
- 毎月決められた日に
- 決められた金額を
- 手数料無料で
ソニー銀行に入金できるサービスです。
このおまかせ入金サービスを使えば、例えば
自分の給与振り込み口座から、毎月決まった金額をソニー銀行に自動的に移動させる
ということが可能になります。
会社によっては給与振り込み口座が決まっていて、ネット銀行に直接振り込んでもらうことが出来なかったり、給与振り込み口座から別の銀行に、自分でお金を移動させたりしている人もいると思います。
私は今までそうしていましたが、毎月銀行からお金をおろして→別の銀行に移動させるという作業が、面倒で仕方なかったんですよね😭
このおまかせ入金サービスを使うと、そんなズボラの悩みはまるっと解決しました✨
ただ、このおまかせ入金サービスには、以下のような利用条件があります。
入金金額 | 1万円以上から、1,000円単位 |
---|---|
利用手数料 | 無料 |
引き落としする金融機関での引き落とし日 | 毎月5日または27日(休業日の場合は翌営業日) |
ソニー銀行への入金日 | 引落金融機関での引き落とし日の4営業日 |
登録できる件数 | 最大5件 |
利用できる銀行 | おまかせ入金サービス―金融機関一覧参照 |
※2020年2月20日現在。 参考:おまかせ入金サービス:ソニー銀行 |
上記の通りいくつか条件がありますが、特に気を付けなければいけないのは、ソニー銀行の「おかませ入金サービスを利用できる銀行が決められているということ。
私の場合は、住信SBIネット銀行に生活費が入っており、そこから2万円を私のお小遣いとして、ソニー銀行のおまかせ入金サービスを使って移動させています。
住信SBIネット銀行がおまかせ入金サービスの対象だから出来ていますが、おまかせ入金サービス対象外の銀行だと、資金を移動できないので注意が必要です。
このおまかせ入金サービスの良いところは、自分が動くことなく、お金が自動的に動くことなのですが、実はもう1つ良いところがあります。
それは手数料が無料という点。
というのも、「銀行Aからソニー銀行に資金を移す」といった点からみれば、銀行Aからの振り込みでも良いんですよね。
ですが、この時には手数料が発生することがほとんどです。
そのため、同じ「お金を移す」なら、出金する銀行Aのサービスよりも、入金されるソニー銀行側の「おまかせ入金サービス」を使った方がお得なんです。
「おまかせ入金サービス」のような、”自分の銀行に自動で入金するサービス”は、実は他のネット銀行にも存在します。ですが地方銀行ではこのようなサービスが少ないです。なので、「資金の移動を自動的にしたい」なら、ネット銀行を使うと手数料がかからず、お得になりやすいですよ。
メリット3.積立定期預金が毎月1,000円からできる

ソニー銀行には、「積立定期預金」のサービスがあります。
この積立定期預金の特徴は以下の通りです。
金額 | 1,000円以上から1,000円単位 |
---|---|
日にち | 2か7のつく日 |
預入期間 | 1年・2年・3年(1,000円以上100万円未満) |
その他 | ボーナス時期の増額可能 |
※2020年2月20日現在 ※参照:積み立て定期預金(ソニー銀行) |
1,000円から利用できるため、少額からの貯金にも対応できます。
ボーナスの増額に対応しているのも、ソニー銀子ならではの特徴です。
積み立て定期預金は、一度設定してしまえば、毎月決まった日に、決まった金額が積立口座に振替されます。
ズボラとしては、お金が自動的に貯金口座に動いてくれる方がラク!しかも確実に貯まるんですよね。
先取り貯金をするなら、自動的にお金が移動する「積み立て定期」のような仕組みは必須です。
ズボラでもお金が貯まる「先取り貯金」については、「関連絶対にうまくいく先取り貯金の3つのコツとは?先取り貯金「したつもり」になっているあなたも必見。」で紹介しています。気になる方はこちらもどうぞ。
メリット4.ATM出金手数料、振込手数料に無料回数がある

ソニー銀行にはATMの出金手数料と振込手数料、それぞれに無料回数があります。
無料回数は後述する「クラブS」のランクによって異なりますが、一番下のランク(ランクなし)でも、
ATM出金手数料の無料回数 | 1か月に4回 |
---|---|
振込手数料の無料回数 | 1か月に2回(Sony Bank WALLET機能ありの場合。なしなら1回。) |
※2020年2月20日現在 |
一番下のランクでも、ATM出金手数料が1か月に4回もあるのは安心。
さらに振込手数料の無料回数が最低1回はあるのも、ありがたいです。
私の場合、ソニー銀行は自分のお小遣い用口座として使っているため、出金も振り込みも使うことは滅多にありません。それでも無料回数があるというだけで、万が一の時にお金がかからないという安心感は大きいですね。
クラブSの優遇プログラムでさらにお得になる

上記でサラリと触れましたが、ソニー銀行には「クラブS」という、優遇プログラムが用意されています。
クラブSは、ザックリ言うと「ソニー銀行を使えば使うほど、ソニー銀行をお得に使えちゃうぜ!」というプログラム。
私の場合は、私の雀の涙のようなお小遣いの口座なので、ここまでガッツリ使うことはないのですが…一応頻繁に使う方にはお得かと思うので、ご紹介しておきます。
クラブSの特典は以下の通りです。
クラブSの特典。(出展:優遇プログラム Club S(ソニー銀行))
これに対して、クラブSのステージ獲得条件は以下の通りです。
クラブSのステージ獲得条件。(出展:優遇プログラム Club Sーステージ獲得条件(ソニー銀行))
クラブSの優待プログラムは、1つ上のシルバーランクに上がるだけでも、総残高300万円とハードルが少し高いように感じます。
優遇内容から見れば、「Sony Bank WALLET キャッシュバック率2%」は魅力的ですが、そのステージはプラチナ…。
海外旅行に行く方であれば、「Sony Bank WALLET海外ATM利用料が無料(通常は220円/税込)」の特典は恩恵を受けられそうかな?と思います。
ただ、日常生活で使うなら、やはり気になるのは出金手数料や振り込み手数料ですよね。
この2つに関しては先述したとおり、一生懸命がんばってランクを上げなくても、いちばん下のステージなしでも、出金手数料や振込手数料の無料回数は存在します。
がっつり出金や振り込みを使わないのであれば、いちばん下の「ステージなし」でも十分実用性はあると言えますね。
実際にソニー銀行に申し込んでから口座開設するまでの期間

私がソニー銀行に申し込みをしてからキャッシュカードが到着するまでの期間は、以下の通りです。
- 8月12日:申し込み
- 8月13日:申し込み完了のお知らせ
- 8月16日:トークン到着
- 8月19日:キャッシュカード到着
すごくビックリしたのですが、なんと申し込みからわずか1週間でキャッシュカードが到着しました。
先述のとおり、私はクレジットカードの引き落とし口座に指定したくて、ソニー銀行を開設しています。
早めに口座振り替えの変更をしたかったため、わずか1週間で口座の開設ができたのはとても助かりました。
開設までの期間は時期によって異なります。「ソニー銀行をクレジットカードの引き落とし口座に指定したい」などの事情がある場合は、早めに申し込んでおきましょう!
まとめ:ソニー銀行は「おまかせ入金サービス」と「クレジットカードの引き落とし口座登録可能」が強み!

私は住信SBIネット銀行をこよなく愛しています。笑。
本当は住信SBIネット銀行の口座を2つ持ちたいくらいなのですが、それは出来ないので(笑)似たようなサービスを探していたところ、ソニー銀行を見つけました。
私がネット銀行にこだわりを持ちすぎていて…条件を満たして使いやすいのは、住信SBIネット銀行と、ソニー銀行の2つだけなんですよね。
上記で紹介した機能と、住信SBIネット銀行の機能を使えば、貯金やお小遣いの資金移動などが自動化できて、家計管理がかなり楽になりますよ。
お金を確実に貯めていくには、毎月行っているルーティンを自動化することはとても大切。
わざわざ自分で銀行に出向いたり、スマホの操作をしたりせずとも、お金が自動的に動いてくれるラクさに慣れると、ヤミツキになります。笑。
ぜひソニー銀行を利用して、「自動的にお金が動くシステム」を作ってみて下さいね。
貯金の仕組み化・自動化に興味がある方は、「関連【貯金できない…】貯金を使ってしまう人こそやるべき!ネット銀行でお金の仕組み化。私のやり方を解説!」の記事もオススメ!私が実際に住信SBIネット銀行とソニー銀行を使って行っている、「お金の移動の仕組み化」のやり方を解説しています☺