Zaimにはメモの機能があります。
このメモの機能を使うことで、ただ"支出を数字で管理するだけの家計簿"が、"日記やレビュー付きのお金の記録"になります。
私はもともと家計簿を付けるのを面倒に感じていて、さらに振り返りは大嫌いでした。(赤字だらけのツライ現実を見ないといけないので…。)
ですがZaimのメモ機能を活用し、家計簿を付けるのが楽しくなり、振り返りも定期的にするようになりました。
そして振り返りをするうちに自分のお金の使い方が分かり、無駄遣いを減らすことが出来ました。
この記事では家計簿歴15年の私が辿り着いた、Zaimの便利なメモ機能について紹介しています。
Zaimのメモ機能は「家計簿が続かない」「家計簿が楽しくない」という方にオススメです。日記や記録を付けることが好きな方はこの機能を使うと、家計簿を付けるのが楽しくなりますよ~🙌
Contents
Zaimのメモ機能の特徴
そもそもZaimのメモ機能って何?
Zaimのメモ機能ってこんなやつのことです!👇
Zaimの入力画面のうち、以下の部分がメモにあたります。
結構しっかりメモできます。
ただこのZaimのメモ機能、結構クセがあります。
Zaimのメモの機能とは何か?何が出来て、何が出来ないのか?
まずはこれらを把握するため、Zaimのメモ機能の特徴を見ていきましょう。
Zaimのメモの特徴①:品目ごとに入力できる
Zaimはひとつの品目につき、ひとつのメモを付けることが出来ます。
ここで注目したいのは「品目ごと」であり、「明細ごと」ではないということ。
どういうこと???
イメージは以下のような感じです👇✨
どういうことかと言うと、一度のお会計でいくつも商品を買ったとしますよね。
その時に、「ひとつのお会計」(=明細)につきひとつのメモではなくて、「ひとつの商品」(=品目)につき、ひとつのメモを付けられるということです。
例えば100均で「鉢」と「バスケット」を買って、合計220円だったとします。この時、Zaimの明細は220円の明細ひとつだけですが、その内訳としてそれぞれの品目に分けて入力することで、それぞれにコメントを載せることが出来ます。
100円ショップ◯◯ 220円
- 鉢 110円 メモ欄👉可愛かったから買ってみた!水はけが良いことを願う…。
- バスケット 110円 メモ欄👉水洗いOK。おやつとか入れるケース用。
このように、同じ明細でもメモは品目ごとに付けることが出来ます。
Zaimのメモの特徴②:文字数は100文字まで
Zaimのメモには100文字の文字数制限があります。
この100文字を多いと感じるか、少ないと感じるかは人それぞれですが…個人的にはこれはとても短く感じます。結構ガッツリメモを付けるので…。笑
ただ、ちょっとしたメモであれば十分な文字数です。
ノリノリになってくるとたくさん書いてしまい、よく文字数の制限に引っ掛かって、あれやこれやと悩みながら文章を作っています。笑
ここは今後アップデートでもっと記録できるようになると良いなぁと思います。
Zaimのメモの特徴③:絵文字を入力すると不具合が起きる
これは使用環境によるのかもしれませんが、Zaimのメモに絵文字を入力すると不具合が起きることがあります。
私が実際に体験した不具合は、
- 入力していた文字がすべて消える
- 入力していた文字のうち、絵文字以降が消える
- 添付していた画像が消える
- 他のデバイスと同期できない
などです。
せっかく入力した記録が消えていることに気付いた時は絶望しました…。
厳密にはすべての絵文字で不具合が発生するわけではなく、問題ない絵文字もあるようです。
ただデータが消える系の不具合が多く、万が一データが消えると心のダメージが大きいので(笑)メモを使う場合、極力絵文字は使わないようにしています。
絵文字でカラフルに日記を書きたいタイプなので、ここもアップデートで対応してほしいところですね…。
ちなみに私の場合、感情が高まった時はビックリマークを使います。
本来であれば絵文字で感情を豊かに表現できるはずなのに、絵文字が使えないので、どんな感情の時もビックリマークで表現されています。笑
それではZaimのメモ機能の特徴が分かったところで、実際の使い方を見てみましょう!
Zaimのメモ機能の使い方
それではZaimのメモ機能の使い方を見ていきましょう。
私が実際に使っているZaimのメモの使い方は、以下の3種類です。
- レビュー
- ハッシュタグ
- 検索ワードの羅列
イメージで言うと、以下のような感じです。
それぞれの使い方について説明していきます。
メモ機能の使い方①:レビュー
メモ機能で一番よくある使い方はレビューや感想です。
例えばですが、
- 飲食物の感想
- 飲食店の感想
- コスメの感想
- Amazonプライムで観た映画の感想
- 本の感想
などを載せています。
出費の記録と感想を結び付けておくと日記のような使い方が出来て楽しいんです。
例えば私はよくお菓子を食べるので、「表面がホロっとしてておいしい!きなこ感ある!」とか「クリームがクドくなくて食べやすい!リピ決定!!」とか、お菓子のレビューがとにかく多いです。
あとは「ここのコーヒーが美味しかった」とか「この唐揚げのピリッと感めっちゃ好き!スパイシーでうまい!」とか「半額セールはどうやら18時前後にするみたい。ただ半額を待ってる人が多くて瞬殺だった」とか…とにかく思ったことや残しておきたいことをいろいろ書いています。笑
また、飲食店のレビューにも似たようなことを書いています。
飲食店のレビューの場合、味に加えてお店の雰囲気や感じたことを記載することもあります。例えば「一人で落ち着ける」とか「おしゃれ」とか「子連れも大丈夫そう」とかですね。
また、コスメの感想も意外と役立ちます。
例えば私は最近リップにハマっているのですが、使い心地の感想をZaimのメモ欄に記録しています。「塗り心地ヨシ。伸びヨシ。少し乾燥する。上から保湿リップ必須。色は大人っぽいダークな赤で好き。」といった感じです👇
この感想を新しいリップを買う時の参考にしています。
あとはアマゾンプライムで視聴した映画の感想や本の感想なども載せています。
ただこういったメディアのレビューはZaimのメモの100文字制限の中におさまりません。
メディアのレビューはGoogleドキュメントにガッツリ書き、ZaimのメモにはそのURLを貼っておくようにしています。
これですぐに感想に飛べるようにしています。
Zaimには「これおもしろかった!キュンとした笑」などの簡単なコメントだけを残し、あとはURLを貼る感じです。
こんな感じでZaimのメモにレビューを残しておくと、あとで見返した時に日記のような感覚で見返せます。
節約ばかりだと心が荒みますが、こういったレビューを見ると「節約してるわりに意外と充実してるなぁ」と感じられます。
これは私の性格だと思うのですが、つい「あれが欲しい」とか「〇〇があると便利なのにお金がなくて買えない」とか、ないものにばかり目がいっちゃうんですよね。
そうなると「お金がないせいで…」「お金があれば…」と心が荒んでしまいます。
でもこうやって買ったモノや食べたモノなどの感想を残しておくと、意外といろんな感動や体験をしていることが可視化されます。
これらの感想を見ると活きたお金の使い方をしている感じがして、お金があまりない事実から目を反らして(笑)充実感を感じることが出来ます。
ということで、出費の記録と感想を結び付けて記録しておくと、日記のように使えてオススメです♪
メモ機能の使い方②:ハッシュタグ
メモの欄にはハッシュタグを載せることも出来ます。
このハッシュタグを使って、タグ検索も出来るようになります。
使い方は簡単で、ハッシュタグ(半角のシャープみたいな、この記号→#)をつけて、あとはタグを載せるだけ。
イメージで言うと、以下のような感じです。
ちなみに私がよく使うハッシュタグは
- #神アイテム
- #無駄使い
です。
家計簿を見返した時に「そういえばこれは美味しかったなぁ」とか「これ本当に使いやすいよなぁ。今ではお気に入りだなぁ」など、良いと思ったモノには#神アイテムのハッシュタグを付けています。
逆に「これは意外と使いづらくて結局捨ててしまったんだよね…結果的に無駄遣いだったなぁ」とか「これは買う必要なかったなぁ」と思ったら、#無駄使いのハッシュタグを付けています。
このタグを付けると分析の時に役立ちます。
神アイテムのタグって気に入ったものや美味しかったものに付くことが多いので、お気に入りコレクションが増えるみたいで、眺めていると楽しいんです。笑
自分の生活ってお金がないわりに、意外とお気に入りに囲まれて充実してるなぁ〜と自己満足に浸れます。笑
#神アイテムのタグが付いているものを見ていると、「そういえばこのバッグ買ったな〜やっぱりこのバッグ可愛いわ。今度の休日にこれ使おうかな〜」とか「この本良かったな〜実生活に役立ってるんだよね。なんか新しい本読みたくなってきたな〜」とか、気持ちが前向きになるものも多いです。
逆に無駄使いタグは「これさえなければ◯円手元にあったんだよねー…」と憂鬱な気持ちになることが多いです。
でもこの「買わなければ良かった」という後悔が、「今度買う時は気を付けよう」と気を引き締めるキッカケにもなります。
また、無駄使いのタグは自分の買い物の傾向を掴むのにも役立ちます。
私の場合、この無駄使いのタグを見ていると衝動買いに無駄なものが多いことに気付けました。
例えば雑貨のような小さい金額のものは「まぁ600円だし…」と思い付きで買ってしまう。必要性に駆られて買ったものではないので、結局使わずクローゼットで場所だけ取っている。結果的に無駄遣いになっていることが多いなぁ…という傾向に気付きました。
この結果を見て、私のお金の使い方について
- 数百円の出費を甘く見る傾向にある
- チリも積もれば山となる…で、小さい出費を繰り返して大きな出費になっている
という傾向が分かりました。
ここから「小さい金額をバカにするな」という私の教訓ができて、衝動買いが減り、出費を減らすことが出来ました。
無駄遣いタグは見ていると憂鬱になりますが(笑)そこから得られる教訓は大きいです。
#神アイテムと#無駄遣いのタグは自分の過去のお金の使い方にジャッジを下して、気分を高めることも反省に活かすことも出来るのでオススメです。
また、ハッシュタグで地名を登録しておくのもオススメ。
飲食店に行った時、ハッシュタグで#札幌市のように地名を付けておくと、飲食店探しの時にも役立ちます。
メモ機能の使い方③:検索ワード、スペックの羅列
Zaimのメモ機能の使い方として、検索用の言葉やスペックを並べておくのもアリです。
以前に購入したものを探したい時のために、検索用の言葉やスペックを入力しておくと便利なんです。
実際にあったのが、「以前にアイリスオーヤマのメタルラックを買ったけど、オプション品を買いたい。でも本体のサイズが分からないと、どのオプション品を選べば良いか分からない。私が買った本体ってどれだっけ??」と思った時。
アイリスオーヤマのメタルラックはオプション品を購入できるのですが、ラック本体にいくつかサイズ展開があります。本体のサイズに適合したオプション品を選択しないといけないので、自分が持っている本体の型番やサイズを把握しておかないといけません。
それで以前購入した時の記録を見たかったのですが、こういう時のために検索用の言葉をメモに入力しておくと、いざ探したい時にすぐ見つかって便利です。
メタルラックであれば他の言葉でもヒットするように、
- ラック
- スチールラック
- 棚
などのように、自分が検索しそうな言葉をいくつか入力しています。
私の場合、検索する時用のワードは品名に入力することが多いのですが、あまりに多い時はメモに入力しています。
また、品名は長くなりすぎると見づらくなるため、スペックはメモに入力するようにしています。
Zaimにはせっかく検索機能も実装されているので、この機能を使わないのはもったいないです。
あとで検索するかもしれない言葉やスペックをメモに記録しておくと、探しやすくなるのでオススメです。
まとめ
Zaimではひとつの品目にひとつのメモを付けることが出来ます。
この機能を使うことで、ただお金の出し入れを記録する家計簿としてだけではなく、日記、レビュー、データベースとしても使うことができます。
購入の履歴自体は例えばアマゾンや楽天でも閲覧することが出来ますが、感想も一緒に閲覧できるのはZaimのメモ機能ならでは。
Zaimは本来は家計簿のアプリですが、Zaimのメモ機能を使えばお金の記録付きのレビュー日記が作れます。振り返りも楽しくできるので、家計簿を苦痛に感じている方はぜひ試してみてください♪
それでは、Zaimのメモの使い方でした👋