気付いたら口座の残高のお金がなくなってるんだけど…?
気付いたら口座の残高が少なくなっていて、血の気が引いた…ということはないでしょうか。
私の場合、口座に余裕(っぽい)資金があると浪費してしまうことが判明しました。
実際は余裕資金ではなく、クレジットカードや家賃の引き落とし、年払い、特別費などのために「これだけ必要だな」と計算したお金が口座に入れてあるだけ。
つまり出ていくことが確定しているお金です。
にも関わらず、この残高を見て「まだこれだけあるから余裕じゃん!」と思って使ってしまうことが原因で、気付くと口座の残高がなくなっていました。
そしてこの原因に気付いて対策してみたものの、なかなか改善されませんでした…。
ですが最近やってみて効果があったのが、銀行の口座で予算管理をする方法です。
具体的には、住信SBIネット銀行の「目的別口座」を使って、特別費を予算管理するようにしたら、余裕資金に手を付けることがなくなりました。
この記事では、あったらあっただけ使って口座の残高不足にたびたび見舞われていた私に効果的だった、住信SBIネット銀行の目的別口座を使って、特別費の予算を管理する方法を解説していきます。
- あったらあっただけ、使ってしまう…。
- 気付いたら使ってしまい、口座の残高がピンチ…。
- 特別費をさらにしっかり管理したい…。
という方は、住信SBIネット銀行の目的別口座を使って予算管理をしてみる価値アリです。
お金に"使い道のラベル"を貼ってあげることが浪費家の私には効果テキメンでした。まとまったお金を細分化&視覚化して、特別費をもっとラクに管理していきましょう♪
Contents
大前提:住信SBIネット銀行の目的別口座で予算管理をするには
大前提として、このやり方では住信SBIネット銀行の「目的別口座」を使用します。
私の場合、浪費していた原因は"大きなお金があると余裕があるように見えて、使い先が決まっている予備資金に必要なお金を使ってしまう"ことでした。
なので「予備資金を用途ごとに振り分けて、予算管理をすれば良いのでは?🤔」と考えました。
いろいろ試した末に、日常生活での予算管理ではZaimを使い、予備資金の予算管理では住信SBIネット銀行の目的別口座を使うとうまく回りました。
このやり方のうち、この記事では後者の予備資金の予算管理を、住信SBIネット銀行の目的別口座を利用して行っていく方法を解説していきます。
まずは目的別口座に分けるお金を決める
まず予備資金を項目ごとに分ける必要があります。
大前提となりますが、お金って「生活で使うお金」と「備えのお金」がありますよね。
「生活で使うお金」は毎月の支出で使うことが決まっているもの。例えば食費とか消耗品とか。
「備えのお金」は普段の生活では使わないけど、何かあった時のために備えておくもの。例えば貯金とか、生活費が苦しくなった時に補填する用とか、冠婚葬祭で使うお金とか。
このうち「備えのお金」を、さらにジャンルごとに細分化して住信SBIネット銀行の目的別口座に分けます。
備えのお金は私の場合、
- 生活費補填用
- 年払い
- ふるさと納税
- 大型の出費
の4つに分けています。
それぞれの意味合いとしては以下のような感じ。
生活費補填用
生活費が苦しくなった時に、この「生活費補填用」の口座から出費します。
私の場合、毎月の手取りが17万円ですが、実際の生活費は18万円前後です。この不足分を補うお金をプールする口座です。
年払い
年払いや、数か月に一度で出費するものです。
あらかじめ特別費としてピックアップしておき、年払いの口座に動かしておきます。該当の出費があった時に、この「年払い」の口座から、該当の金額を出します。
※特別費の管理方法やピックアップ方法は「関連特別費について解説!」の記事をどうぞ👇
ふるさと納税
ふるさと納税専用の口座です。金額が決して安くはないので、一応口座を分けています。また、毎年「今年どれだけ寄附したっけ?」とド忘れしてしまうので、残りの寄付金額の管理も兼ねています。
大型の出費
冠婚葬祭、旅行などの出費用です。これらの項目は以前は頻度が高かったのでそれぞれ分けて管理していましたが、現在は頻度がかなり少なくなっているので、ひとつにまとめて管理しています。
状況によってこの分け方は変わってくると思います。
以前は「冠婚葬祭用」、「旅行用」、「車検用」のカテゴリも作っていました。
重要なのは、「備えのお金をまとまったお金で一つとして見る」のではなく、「備えのお金をさらに細分化して、それぞれに用途を決めてあげる」こと。
というのも私が散財して口座の残高がどんどん減っていた理由が、「まとまったお金を見ると余裕があるように見えて使ってしまい、お金がなくなっていた」からです。
100万円がどーんとあると使ってしまいますが、これを細かく分けてみるとどれも出費の予定が決まっていることに気付いたんですよね。それで散財が抑制されました。
まずは備えのお金を細分化しましょう。
目的別口座は10個まで作成できます。追加、削除、変更もあとで出来ます。
運用中でも好きなようにカスタマイズ出来ますので、まずは10個までの使い道に細分化しましょう。
ここで決めた備えのお金の細分化が、そのまま目的別口座となります。
目的別口座を作る
備えのお金の細分化が出来たら、その細分化したジャンルごとに目的別口座を作りましょう。
目的別口座の作り方はすごくカンタンで、目的別口座の作成ページにアクセスし、該当項目を入力するだけです。
具体的な目的別口座の作り方は以下のとおりです。
目的別口座の作り方(アプリ)
- アプリにログイン
- 「口座一覧」をタップ
- 上部の「取り引きメニュー」をタップ
- 「目的別口座」をタップ
- 「目的別口座を新規作成」をタップ
- 該当項目を入力
- 「確認する」をタップ
- 入力内容を確認して、「確定する」をタップ
実際の運用方法
目的別口座を作ったら、実際に運用していきましょう。
運用方法は簡単です。
- 該当のお金の動きがあった時に
- 該当の目的別口座から
- 住信SBIネット銀行の代表口座に
- 振り替えする
だけです。
例えばとあるサブスクで年払い6,000円が発生したら、目的別口座の「年払い」の口座から→代表口座に、6,000円を振り替えます。
ちなみに目的別口座には、取り引きにメモを付けることが出来ます。
何の支払いに使ったか?を簡単にメモしておくと、あとで見返した時に分かりやすくて便利ですよ。
私はZaimと住信SBI銀行を連携しているので、Zaim側でメモしています。
Zaimと併用すると予算管理がもっとラクになる!
さらに便利に使うなら、Zaimと併用がオススメ。
Zaimと併用すると、予算管理が自動化されますし、メモを残してあとで見返せるので、予算管理がもっとやりやすくなります。
併用したいZaimの機能は以下の2つです。
- 自動連携
- メモ
ここからは、Zaimと目的別口座の便利な併用方法について見ていきましょう。
①自動連携
上記の例で、「年払いのサブスクが引き落としされたら」という例を出しました。
そもそも年払いって、1年に一度なので忘れちゃうことも多々あります。
引き落としされるのを忘れていて、目的別口座の予算も動かすのを忘れていた…となれば、何のために目的別口座にお金を分けたのか…意味がありませんよね。
こういったお金の動きに気付けるのが、自動連携の機能。
Zaimの自動連携を使えば、お金の動きがあればいずれZaim側に載ってきます。
この記録を見たら、すかさず目的別口座から代表口座に振り替えればOK。
自動連携の機能を使えば記録が勝手に入ってくるので、年払いをうっかり忘れていても「あ、そういえばそういう時期だった!」と気付けるようになりました。
Zaimの自動連携の機能を使うようになってから、たまにしか発生しない支出の管理が超絶ラクになりました。
また、Zaimでは目的別口座の残高や支出の記録も反映します。
どういうことかと言うと、Zaimの自動連携を使うと、住信SBIネット銀行の代表口座とは別に、目的別口座ごとに明細や残高を反映してくれます。
なのでわざわざ住信SBIネット銀行にログインしなくても、Zaimを見れば、「年払いの予算は残り〇円だな」とか「予算取りしていた〇円は〇月〇日に移動したな」というのが分かります。
注意点としては、目的別口座は作っただけではZaimの自動連携に反映しません。
お金の動きがないとZaimの自動連携には反映しないので、Zaimに目的別口座を反映させたい場合、代表口座と振替をして一度お金の動きの履歴を作っておきましょう。
②メモを付ける
さらにZaimでは各取り引きにメモを付けられます。
住信SBIネット銀行の目的別口座でもメモを付けることは出来ますが、こちらは全額15文字の制限があります。
一方、Zaimのメモの文字数は全角100文字までOK。
さらにZaimにいろいろなお金の動きを集約させておくと、上記のように各銀行の口座の残高や複数のクレジットカード会社の記録を一括管理できます。
これらの記録にもZaimではメモを付けられるので、いろいろな支出やお金の動きにメモを付けられて便利。
Zaimのメモ機能を使ってレビューや型番を残すことも出来ますので、メモ機能の詳しい使い方を知りたい方は「関連Zaimのメモ機能について解説」をチェックしてみてください。
まとめ:目的別口座で特別費の予算管理を!
いずれ出費するお金は細分化して口座に入れておくことで、使い道が明確になって無駄遣い防止に役立ちます。
ただ口座で分けるやり方だと複数の口座を持たなきゃいけないことがネック。
ですが住信SBIネット銀行の目的別口座を使えば、契約する銀行は住信SBIネット銀行だけで良いにも関わらず、口座内のお金を細分化することが可能です。
気付いたら口座の残高がなくなっている、特別費のためのお金に手を付けてしまう…という方は、目的別口座での予算管理を試してみてください♪
以上、「【無駄遣い対策に効果的!】特別費の予算管理の方法。目的別口座で細分化。」の内容でした。