家計簿が大事なのは分かるけど、どの家計簿が良いんだろう…?
家計簿を付け続けて15年間。ノートやエクセルなど右往左往&試行錯誤してきましたが、最近やっと自分に合った家計簿を見つけることが出来ました。
色々試して最終的に落ち着いたのは家計簿アプリの「Zaim」。
Zaimは色々な機能があって、自分好みにカスタムできるのが良かったです。
そしてデジタルならではの良いところもありました。
Zaimを活用してなんとか大赤字の家計から脱出できました。今はさらに脱・赤字を目指して頑張っています。
そこでこの記事では、
家計簿アプリ「Zaim」のメリット・デメリット
を解説します。
Contents
Zaimのメリット
Zaimが私に合っていた理由は2つあって、
- 自由度が高く、自分好みに出来ること
- デジタルの良さを活かせること
この2つでした。
この2つについて、さらに深堀りしていきます。
メリット1:自由度が高く、自分好みにカスタマイズできる
Zaimでは家計簿の登録時に色々な項目を設定することが出来ます。また、自分に合ったカスタマイズも出来るようになっています。この自由度の高さが私にはとても合っていました。
というのも自分の感覚に合った家計簿の使い方をすることで、家計簿を付ける時に悩まなくなったんですよね。
そして悩まないので家計簿を付けるハードルが下がりました。思い付いた時に、悩まずにサッと家計簿を付けられます。
そしてサッとスキマ時間で登録できるので、気付くと家計簿を継続できるようになっていました。
そして自分の感覚に合った家計簿を付けているので、分析もしやすくなり、なんなら分析が楽しくさえなってきました。笑
そして分析をしているからムダに気付けて、「ここはこうしたら良いんじゃないかな…?」と仮説を立てて、実践してみる…これを繰り返すことで、結果的に赤字を軽減することが出来ました。
自分がやりやすい家計簿が大事ということは分かっていましたが、どうすれば良いのか分からず…Zaimは自分好みにカスタマイズ出来るので、結果的に自分のやりやすい家計簿にすることが出来ました。
ここからはカスタマイズして特に良かったと思うZaimの機能について説明していきます。
カテゴリ分け
Zaimでカスタムして良かった機能として、カテゴリ分けが挙げられます。
Zaimではデフォルトでカテゴリ分けがされているのですが、このデフォルトの状態では自分の感覚に合っていないものがあって使いづらかったです。(家計簿を付ける時に悩んでしまい、悩むのが面倒になり、家計簿が嫌になる…😭)
また、使わないカテゴリもジャマでした。(選ぶ時にスクロールする回数が増える。分析時に表示されるのもジャマ。)
これらのカテゴリを自分の好きなようにカスタマイズしたら、家計簿がすごく使いやすくなりました。
例えば自分にとって必要のない「教育費」のカテゴリは非表示にしたり、「車の保険」は「クルマ関係」ではなく「保険料」のカテゴリの下に配置したり…。
さらにZaimのカテゴリは2階層構造に出来るので、「食費」をさらに「食料品」「嗜好品」「外食」に細分化もしました。
さらにカテゴリのアイコン、アイコンの色、順番なども自分の好きな形にアレンジしました。
カテゴリ分けについては関連Zaimのカテゴリ分けについて解説!で詳細を解説しています。詳しく知りたい方はこちらをどうぞ👇
Zaimのカテゴリ分けについて紹介!
画像の登録
Zaimの家計簿では画像の登録が出来ます。
この画像登録が出来るのも私には重要でした。
というのも文字だけだと分かりづらいことでも、画像を見ると一瞬で「あぁ、アレね!」って思い出せること、ありますよね。
特に服やカバンなどは文字だけだとなかなかイメージ出来ませんが、画像があることでパッと分かります。なんなら「これやっぱかわいいわぁ~高かったけど買って良かったわぁ…🥺🥺🥺」と惚れ惚れすることも出来ます。笑
添付する画像は商品の写真が多いのですが、アイディア次第ではもっと活用の幅が広がります。
例えば
- レシートの画像(スーパーでの買い物をした時に、全部記載するのは面倒なのでレシートの画像を添付)
- ランチの画像
- おいしかったお惣菜の画像
などなど。
画像を添付して、後述する「メモ機能」と合わせるとちょっとしたレビューにもなるし、日記っぽくも使えます。
画像登録の機能については関連Zaimの画像の登録の機能について解説!で解説しています。詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ👇
メモの登録
Zaimではメモの登録が出来るのもカスタマイズ性が高く、メリットと言えます。
このメモ機能も使い方はいろいろ。
私は商品のレビューとして使うことが多いです。お菓子とか、服とか、基礎化粧品とか、飲食店とか。
その他にも、
- ハッシュタグを付けてタグ検索できるようにする
- 検索用のワードを入れておく
- サイズをメモしておく
などが出来ます。
商品のレビューを書いておくと、あとで振り返った時に自分がどういうことにこだわりを持っているのかが分かるので本当にオススメ。
こだわりが分かると自分に合ったモノを選びやすくなるし、自分にとって良いモノや快適なモノと出会いやすくなり、生活が快適になります。
少ない収入だからこそ失敗したくない!だからこそ自分のこだわりが分かるメモ機能は重宝しています。
Zaimのメモ機能の活用法については関連Zaimのメモ機能について解説!で解説しています。詳しく知りたい方はこちらをどうぞ👇
メリット2:計算・データ取得を自動化できる
Zaimのメリットとして、デジタルならではの良さがあることも挙げられます。
もう少し具体的に言うと、計算を自動でしてくれることと、データの取得が自動で出来ることにメリットがありました。
この2つについて、さらに深掘りしていきます。
自動で計算してくれる
Zaimはアプリなので自動で計算してくれます。
そしてZaimの自動計算でありがたいのが、いろいろな単位で自動計算(集計)してくれること。
例えば「カテゴリごと」「月ごと」「年ごと」などの単位で集計してくれます。
また、複雑な計算が出来るのもZaimのすごいところ。
例えば「6月20日に発生した年払いのお金10万円を、今月の(月ごとの)集計には載せたくない。でも1年間の支出としてはカウントたい。」という時。こういう時は「集計設定」を「年ごとのみ集計に含める」にしてあげれば、年ごとの集計のみに反映させることが出来ます。
この設定は年払いや特別費として計上したい時にとても役立ちます。
大きい金額や突発的な支出を月ごとの集計に載せると、生活費が異常に大きくなって分かりづらくなるんですよね。
でもどこにも載っていないのも気持ち悪いし、記録を残しておきたいもんね。
こういった複雑な計算が出来るのもデジタルならでは。
自分で計算しなくて良いのがラクなのはもちろんですが、自分が今見たい単位で自動で集計してくれるのはとても助かります。
データを自動で取得してくれる
Zaimを使って本当に良かったところとして、データを自動で取得してくれることも挙げられます。
Zaimでは「自動取得」という機能があり、特定の銀行、クレジットカード、証券会社と連携させることが出来ます。この連携機能を使うことで、動いたデータや最新の残高などが分かります。
もう少し具体的に言うと、例えば
クレジットカード
- 利用履歴
- 次回の引き落とし日、金額
銀行
- 取り引き明細
- 最新の残高
などが分かります。
この機能を使うとクレジットカードの利用履歴が自動でZaimに反映されるので、お金を使った記録を家計簿に記載し忘れることが激減しました。
また、銀行の最新の残高が分かるので、残高不足で引き落としが出来なかった…という事件も激減しました。
うっかり者の私は自動化が必須です。自動取得の機能は色々なうっかりに対応できるので本当に使って良かった機能です。
自動取得の機能については関連Zaimの自動取得の機能について解説!で解説していますので、詳しくはこちらをどうぞ👇
Zaimの自動取得の機能について解説!
Zaimのデメリット
ほぼ不満がなく満足だらけのZaimですが、デメリットもありました。
ここからはデメリットについて深掘りしていきます。
デメリット1:カテゴリ分けが面倒
Zaimのデメリットのひとつとして、カテゴリを自分に合った形にカスタマイズするのが面倒ということが挙げられます。
というのも上記のメリットにも書いたのですが、Zaimではデフォルトでカテゴリが用意されています。
用意してくれているのは非常にありがたいことなのですが、その中には当然自分が使わないカテゴリや、自分の感覚に合わないカテゴリもあります。
ジャマなカテゴリや自分の感覚に合わないカテゴリは、家計簿を付ける時、分析する時にノイズになります。なので出来れば自分が使いやすいカテゴリに変えたいところ。
これが結構面倒というのがデメリットとして挙げられます。
ちなみに私は最適なカテゴリにするまでに2年間かかっています。こだわりが強い性格が災いしました🥺
上記のメリットで書いたことと矛盾するようですが、カテゴリは色々アレンジできますが、自分に合った形にするのは面倒です。
ただ自分に見合ったカテゴリに出来ると家計簿を付けるのも分析するのもラクになるので、ここはやる価値のあるところです。
デフォルトのままでも問題がなければそのままで大丈夫です。引っ掛かりを感じるようであれば、カテゴリは自分が使いやすいようにアレンジするのがオススメです。
デメリット2:自由度が高いゆえにルール作りが面倒
上記のカテゴリ分けにも似ているのですが、自由度が高いゆえにルール作りが面倒ということもZaimのデメリットに挙げられます。
私が特に困ったのが「どこまで細かく入力するか?」ということ。
例えばドラッグストアで買ったモノはどこまで入力するのか?全品目を入力するのか?食品と消耗品とコスメなど、カテゴリが違う場合はどう分けて入力するのか?画像はどの商品を登録するか?など。
また、集計の設定も複数あるのですが、これらも一定のルールを設けておかないと、いざ分析したい時に正確に分析できません。(私はこのルールが曖昧で、「あのデータが反映してないのはなんで…??」と困ったことがありました。)
自由度が高すぎるゆえに、一定のルールがないと登録時や分析時に迷いが生まれます。こういった迷いが「家計簿面倒だな…」と感じ、挫折する原因になります。なので自分なりのルールを作った方が良いのですが、ただこういったルールっていきなり正解に出会えるわけではないんですよね…。
自分がしっくり来るやり方は、自分でやってみないと分からない。
Zaimを使って実際に困った時に、「ここはこうしたら良いのではないか」と仮説を立てて、運用してみる。しっくり来なかったら別の仮説を立てて運用してみる。しっくり来たらたらそれを自分の運用ルールにする。
この繰り返しで自分なりの家計簿のルールを確立していくのが本当に面倒でした。うまくいかない時もあって、「誰か教えてくれよ!!!😭😭😭」と思うこともありました😥笑
ただ上記のカテゴリ分けと同様、自分のルールを確立すると家計簿を付けるのも分析するのもラクになります。
その結果自分のお金の使い方を見直せたり、ムダを減らしたり、余裕資金を生み出せたりします。
自分のこだわりを知ることも出来るので、今後別の家計簿を使う時も、このルールが役立ちます。
ルール作りは面倒ですが、こちらも上記のカテゴリ分けと同様、苦労に見合う価値がある部分です。
すぐに答えに辿り着こうとするとなかなか答えに出会えなかった時にイライラするので(笑)ゆる~っと自分のルールを作ってみるのがオススメです🤗🤗
このブログ内でも私のZaimの実際の運用方法を解説しています♪良かったら参考にしてください😊
まとめ
Zaimは自由度が高いので自分に合った家計簿に出来るのがメリット。
デジタルゆえに自動化の恩恵を受けられるのもメリットと言えます。
ただ自由度が高すぎて自分に合った形にするのが面倒なこともありますが(笑)赤字が軽減できたので、右往左往した価値がありました。
継続できる家計簿は自分に合った家計簿!画像やメモ機能を使って楽しく家計簿を付けつつ、自分なりのルールをゆるゆる確立していきましょう~☆
以上、「赤字軽減に成功☆Zaimのメリット・デメリットについて解説!」でした。